はじめに
この記事では、ゆみなーが彼氏の包茎を知った時の衝撃エピソードと、
「包茎彼氏ってやっぱりだめだ……ツラすぎる」
と婚約破棄騒動にまで発展したとんでもない事件をお話しします。
包茎彼氏の家で「変なにおい」に遭遇
あれはゆみーなが初めて彼氏の家にお泊りに行ったときのこと。
今は一緒に住んでいますので何とも思いませんが、あの時は彼宅に泊まる…!とドキドキしながら向かったものです。
泊ったことはないものの彼宅には何度もお邪魔してたので勝手知ったるなんとかで部屋でゴロゴロしてました。
いざ寝よう、というときになって妙なことに気づいたのです。
布団から何とも言えない、”変なにおい”が
「あれ?なんか、クサイ…」
彼の寝床に入るとなんかクサイのです。布団をバサバサしてみたり、窓を開けてもクサイ匂いが消えません。
なんというか「イカの匂い」……。
彼にも「なんかイカみたいな匂いするね?」と言ったのですが、彼は「そう?」と一向に意に介しません。
「まさか、ね……」
ある不安が思い浮かんだのですが、まさかまさかそんなことはないだろうと打ち消しました。
「きっとこのイカクサイ匂いは隣の家の夕食か何かだろう」、と無理目な感じで自分を納得させて眠りについたのでした。
包茎彼氏と初セックス後、アソコに異変が
「彼宅イカ事件」から1週間後、私はついに事実を知ることになります。
忘れもしないある冬の日、私は強烈な痛痒さで目が覚めました。
まさかのまさか、大切なところが痛痒いのです。私のその部分には明らかな異常がありました。こんなことは初めて。
思い当たることと言えばただ一つ、その数日前彼と愛し合ったこと。
その時には互いに「この人しかいない」と結婚の約束をしていたので、これまでしていた避妊をしていなかったのです。
そう、コンドームを使ってなかったんです。
「病気を移されたに違いない!」と勘違い
コンドームを使わないで愛し合った⇒翌日、あの部分が腫れあがってかゆくてたまらなくなった、んです。
これはゼッタイおかしい、と思いました。
「これって、これって……病気移された!!」
そう。コンドームを使わなかったので彼から性感染症をもらったと思い込んだのです。
それくらい異常な痛痒さだったのです。
「信じられない、婚約なんか破談だ!」
精神状態は最低最悪です。結婚の約束をして子作りをはじめたら性病を移された(?)のですから。
性病=浮気ではありませんが、少なくとも性病を持っているような男は女性関係にだらしないに違いない。
「愛していた人に裏切られた、親に申し訳ない、信じられない。婚約なんか破談だ!」
と泣きながら考える私。そして彼がのんきな感じで帰宅。激高する私。
「浮気なんかあり得ないよ!」と仰天する彼
彼は浮気なんかありえない、性病もあり得ないと仰天。
翌日泌尿器科で性病検査を受けてくれました。結果は1週間後でしたが全部陰性。性病フリー。
私の方も痒くてたまらないので婦人科に駆け込みました。
結果は「雑菌性膣炎」の診断が。
雑菌が侵入したために膣内で菌が繁殖しちゃったとのことでした。
もちろん菌が入るような不潔な行為はしていません、じゃあどうして・・・
そして女医は言いました。予想もしなかったことを。
「もしかして、彼氏、包茎じゃない?」
「包茎でも清潔にしていれば大丈夫」は嘘
女医から青天の霹靂のようなことを言われ私はよくよく考えました。
肉体関係はあったけどその時には普通に露茎してたし、まだ初々しい時期だったので積極的に自分から彼のそこに何かするということもなかったのでした。
つまり彼のそれをまじまじと見たことがなかったんですね。
まじまじと彼の股間を見てみたら
性病ではないにも関わらず包皮内の雑菌のために膣炎になっちゃった私はようやく彼茎を観察することを決意。
「私は看護師だ、いいから見せてみろ!」
とまじまじと顔を近づけてみれば、そこには手術室でよく見慣れた包茎ペニスがあったのでした。
そう、申し遅れましたが私はこれまで美容外科でナースとして働いてきました。そこでは包茎手術を扱っていたのでした。
なんたる不覚、灯台下暗しとはこのこと。
そうか、私の彼は包茎だったんだ。。。
そこでようやく点と点がつながり線になっていく
そこで私はもう一つあることに気づきました。
「クサイ……」
記憶にあるこの匂い。そういえば、彼は締め付けが嫌いとかで寝るときパンツをはかないことを思い出しました。
そして点と点とがつながります。
「やっぱり布団のあの匂いは、これだったんだ…!!」
浮気や性病ではなかったことに安堵しました。
性交を通じて男性側の包皮内の菌が自分の膣内にデリバーされるとそこで繁殖し、膣炎となることを知りました。
彼は不潔ではないんですが
彼は別に不潔ではありません。包茎でも洗って綺麗にしていれば問題はないと繰り返し繰り返し言われています。
だけど、現実問題としてそれは成立しない。
何しろ排尿もするし分泌もある、おまけに包皮にくるまれた暖かなじめじめした場所。培地です。
洗ってもわずかな時間で菌が繁殖してしまうので排尿のたびにイソジンをかけるでもしない限り清潔を保つのは難しい。
「包茎でも清潔にしていれば大丈夫」というのは本当ですが、安定的に清潔を保つのは排泄器官である以上事実上不可能だと痛感しました。
まとめ
奥さんに連れられて包茎手術を受けに来る男性が少なくありません。
正直以前は「情けない男だなあ~」というくらいにしか思ってませんでしたが、実際に自分が包茎彼氏を持つようになってよくわかりました。
包茎は男性本人だけの問題では終わりません。必ずパートナーに影響します、必ず。
記事を読んで彼女や奥さんのために手術を受けようという男性が増えてくれたらうれしい限りです。