世界には様々な有名な彫刻があり、そのひとつがダビデ像です。
ルネサンス期を代表する作品ですが、どうして包茎であるのかその理由が気になる人も多いのではないかと思います。
目次
ダビデ像が包茎の理由①「何事も自然なままが良い」
包茎諸君
— イエス・キリスト (@9696Q) September 14, 2015
安心した前
かの有名なダビデ像だって
包茎
日本人のほとんどは
仮性包茎なんだから pic.twitter.com/jDp4SZ0izx
そもそもダビデって誰
ダビデ像は石を持った精悍な顔つきの全裸の男性像ですが、誰でも一度は見たことがあるのではないかと思います。
冒頭でもお伝えしたように、ダビデ像はルネサンス期を代表する作品でもあります。
ダビデといのうは古代イスラエルの王のことで、最初は羊飼いをしており、そこから王になったと言われている伝説上の人物です。
ダビデはユダヤ人だった
ユダヤって割礼必須なんや
— わとそん (@famima_watoson) February 15, 2020
ただ、イスラエルの王ということはユダヤ人でもあるわけですので、ユダヤの風習に従うことになります。
それゆえ生後すぐに割礼の儀式、つまり大切な部分の先端の皮を剥く儀式を受けているはずです。
割礼は野蛮という風習
そのダビデ像がどうして包茎なのか、疑問に感じている人も多いのではないかと思います。
理由には諸説あり、定説とは言えませんが、そのひとつに自然なままを愛していた点が挙げられます。
一般的にはルネサンス時代は、古代ギリシア時代を模範としていたとされており、その古代ギリシアではユダヤ人の風習であった割礼を野蛮なものと見なしていたようです。
自然=包茎という考え
父さん、ぼくもです。
— 仏(ほとけ) (@HoToKe369) July 16, 2020
でも高校の時に包茎はナチュラルペニスって習いました。
つまり、自然なままが一番だとされており、それでダビデ像もあのように包茎なままで作られたことになります。
実際のところは分かりませんが、自然なままが良いというのであればダビデ像の包茎も納得できるのでしょうか。
ダビデ像が包茎の理由②「ヨーロッパ人には包茎が多い」
ヨーロッパは宗教関係の人以外はほぼ包茎ですよ。イギリスなんて特に。
— tomEro (@tom09261) November 10, 2019
アメリカは生まれてすぐ切るという病院のシステムがあったのでほとんど手術済みです。最近は権利等の問題で親が決めるそうですが〜
あと包茎に対して剥けてるかどうかなんてとやかく言うのは全裸温泉文化のある日本くらいですよ
ダビデ像がどうして包茎なのか、次の理由はその地域の特性によるものです。
日本人の男性はそのほとんどが仮性包茎と言われていますが、それはヨーロッパもまた同じみたいで、ヨーロッパ人のほとんどが包茎だったのでダビデ像も包茎になったというわけです。
わざわざ包茎にして作った説も
包茎の男性が多かったので、ダビデは包茎でなくても、わざわざ包茎にして作ったのかもしれません。
あくまでも仮説ではありますが、こちらの理由も納得出来そうです。
ダビデ像が包茎の理由③「もともと割礼を受けていなかった」
ダビデ像の包茎の理由としては、こちらの「もともと割礼を受けてなかった」というものもあります。
割礼自体を受けていなかったので、彼が包茎であっても特におかしいことではありません。
ユダヤ人だけど割礼していないパターン
ダビデはユダヤ人ですので、上記のように大切な部分、いわゆるペニスの先端の皮を剥く儀式を受けることになります。
この儀式を受けていなければ包茎のままであったとも考えられ、それを元にして像が作られたのかもしれません。
ダビデは特別なユダヤ人?
ゴリアテはでかいから普通じゃない定期
— 蒼@最近はapex沼 (@asuka_towashi) July 27, 2020
なおダビデは石程度で倒せてしまう模様 https://t.co/dO1G023P3v
ちなみにダビデは英語読みでは「デビッド」になり、もともと羊飼いでしたが、初代イスラエル王サウルから見込まれて、その時に敵対していたペリシテ人の巨人戦士であるゴリアテに石を投げ、倒してその名を上げました。
ダビデ像が手に石を手に持っているのは、その時のシーンをイメージしたものだと言われています。
しかし、彼の名声が高まるにつれてサウル王から危険視されるようになり、殺されそうにもなりましたが、ダビデはサウル王を許してサウル王が戦死した後を継いでイスラエル王になった経緯があるのです。
このように生まれつき王としての素質があったので、割礼が特別に行われなかったのかもしれません。
ダビデ像が包茎の理由④「ダビデ像自体が間違い」
ダビデ像が包茎である理由して割礼の件が挙げられていますが、仮に彼が割礼を受けていないとなると、実際はダビデ像という作品自体が間違いなのではないかとする説もあるようです。
何かしらの理由で洗礼を受けなかったのかもしれませんが、ダビデ像自体が間違いであればかりに像が包茎であっても問題はなくなります。
ダビデ像が包茎の理由⑤「ペニスは小さいほうが良いと考えられていた」
ダビデ像に見られるように短小包茎は知性の象徴らしい
— らてたぺ (@O7o5M0h0ftOreNr) July 27, 2020
もちろん、京大生全員は短小包茎ですよね?
古代ギリシアの彫刻はどうして包茎で表わされるのかですが、ペニスそのものは小さいほうが良いとされていたからです。
古代ギリシアでは生殖器は包茎、かつ小さいほうが良いとされており、「短小包茎=品格が良い」というイメージがあったようです。
小さいペニスは理性の象徴?
小さいペニスは、知的、理性的ということだったのでしょう。
それでダビデ像もあのように、包茎になったのです。
上記でも触れたところですが、ヨーロッパ人の仮性包茎は90%以上に及ぶというデータもあり、もともと包茎治療の意識が薄いのが特徴と言えます。
その点も後押しているのかもしれません。
小さいペニスは知的で理性的、かつ、包茎治療の意識がなければ、ダビデも包茎のままだったと考えられます。
まとめ
ダビデ像が包茎である理由について見てきました。
様々な説がありますが、実際のところは分かりません。
自然のままが良い、割礼を受けていない、包茎治療の習慣がないなと、色々な理由が挙げられています。
包茎治療したダビデ像もあったかもしれませんが、やはり今ある包茎のダビデ像も魅力的ではないかと思います。