包茎手術の専門ナースゆみなーです。
「バックカット包茎手術ってなに?」
「根元切除法について知りたい!」
こんな方向けの記事です。
バックカット(根元切除)包茎手術についてどこよりも詳しくプロが説明いたします。
目次
バックカットはおすすめしません
ゆみなー個人的な意見ですが、バックカット包茎手術はぜんぜんお勧めしません。
本文で説明しますがデメリットの割にメリットが少なすぎるからです。
ゆみなーお勧めクリニック
ナースである私のおすすめはABCクリニックです。
日本トップクラスの包茎手術クリニック
包茎手術で失敗しないためには、バックカットなどのほうけい手術の術式にこだわるよりもとにかく症例数の多い医師を選ぶコトです。
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さらにABCクリニックは泌尿器科のスペシャリストである泌尿器科専門医指導医が在籍しています。
ほうけい手術料金 | 症例数 | 泌尿器科専門医 | |
ABCクリニック | 3.3万円~ | 日本有数 | 在籍あり |
上野クリニック | 7.7万円~ | 日本有数 | 在籍なし |
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バックカット(根元切除法)とは
バックカット法は根元を切るスタイルのほうけい手術です。
呼び名はたくさんありますが、すべて同じ手術です。
バックカット包茎手術の呼び方
バックカット・陰茎根部切除法・根元切開法・根部切開etc
ちなみに、背面切開法をバックカットと呼んでいるサイトもありますがこれは正しくありません。
バックカットのやり方
バックカット包茎手術のやり方はこんな感じ。
step
1根元にマーカーでデザインする
step
2包皮を帯状に切り取る
step
3根元(陰毛に近い場所)で縫い合わせる
バックカット包茎手術の特徴
バックカット包茎手術には、ほかのほうけい手術といくつか違う点があります。
特徴①厚皮(外板)だけを切除する
ペニスの皮はよく見ると亀頭から根元へ行くに従いピンク色から茶色へ変化していきます。
ペニス根本の皮膚は黒っぽく陰嚢(金玉)と同じような硬い皮膚なのですが、これを外板といいます。
反対に亀頭真下にあるピンクの皮膚を内板といいます。
亀頭直下埋没法や環状切除法は内板と外板両方を切除しますが、バックカットは内板を完全に残して外板のみを切除しています。
特徴②傷跡が根元にできる
バックカット包茎手術ではペニス根本に傷跡が残ります。
亀頭周囲にはいっさいに傷跡が残らないので、人によっては陰毛に傷跡が隠れるという人もいます。
バックカット包茎手術をやってる医師はごくわずか
バックカット包茎手術をやってる医師は少ないです。
また患者さん自身もバックカットを希望する人はかなり少ないように思います。
それ以前に、そもそも根元切除法はあまり知られていません。
バックカットのメリット
バックカット包茎手術のメリットはこんな感じ。
メリット①亀頭周りの性感帯にダメージが一切ない
「包茎手術をすると感度が落ちる」といわれることがあります。
これは環状切開法や亀頭直下埋没法などの通常の包茎手術で、性感帯といわれる裏スジや内反部分(亀頭真下の粘膜)を切り取ってしまうことに由来しています。
実際には環状切開法や亀頭直下埋没法で性感がすごく落ちる、オナニーで感じなくなってしまったという人はほとんどいないのですが、男性にとって大切な場所である裏スジを切り取るのに抵抗がある人は結構います。
バックカットでは根元の皮膚を切り取るためその心配が一切ありません。
メリット②傷跡が目立ちにくい
一般的にバックカット包茎手術は傷跡が目立ちにくいといわれています。
バックカットではペニスの根元に傷跡ができるので陰毛の中に隠れて見えないいうのがその理由です。
ふつう、ペニスを見るときは亀頭のデカさや勃起具合に目が行くので根元をまじまじと見ることはありませんからその意味では目立ちにくいといえるでしょう。

バックカットのデメリット
では続いてバックカットのデメリットです。
デメリット①締め付けのない仮性包茎の人しかできない
バックカット包茎手術の最大のデメリットがこちらです。
真性包茎やカントン包茎などの人の多くが包皮にしめつけがあるタイプの包茎です。
勃起すると亀頭が圧迫されて出にくいと感じる人はたいてい締め付けがあります。
こういうタイプの包茎は締め付け部分を切り取らなければ治らないので、根元を切除する根部切開法を行うことができません。
デメリット②難易度が高い
そもそもバックカット(根元除去)包茎手術は難易度が高いです。
ペニスをしごいてみるとわかりますが、亀頭側の皮膚はよく動く一方で根元側の皮膚は固くて動きにくいですよね。
皮膚がタイト(硬い)なため、少しでも切りすぎてしまえば勃起時にツッパリ感を感じやすくなってしまいます。
またそもそも勃起で一番伸びる場所の皮膚(内反部分)から遠いため、どれだけの皮膚の量を切るべきか正確な計測が難しいのです。
包茎手術の名医である高橋医師もこのように言っています。
バックカット方式は、手術の傷跡が陰茎の根元に隠れるので、一見理想的と思われますが、余分な包皮の切除範囲を正確に決定するのには勇気が必要です。結果として十分に切除しきれなくなり、この患者さんのように中途半端な手術になるのです
デメリット③扱っているクリニックがごくわずか
行う患者さんの数が少なく、手術としての難易度も高いので、結果的に取り扱っているドクターやクリニックの数が少なくなってしまいました。
バックカット包茎手術を受けたいと考えている患者さんにとって、クリニック探しが大変というデメリットがあります。

バックカットがおすすめできない理由
私がバックカットをおすすめしない最大の理由は
「バックカット包茎手術はデメリットの割にメリットが少ない」
この1点につきます。
バックカット包茎手術を受けたい理由は?
そもそもバックカット包茎手術を受けたい理由は何でしょうか。
性感帯を傷つけたくないから?根元の方が痛くなさそうだから?
そういった何となくの理由ならやめておいた方が無難です。
バックカットが流行らないのは理由がある
デメリットのところでお話ししたように、現在バックカット包茎手術をやる医師が少ないにはそれなりに理由があります。
マニアックな手術方法ですから、よほどの理由がない限りは安易にやらない方が良いです。

バックカットのメリット&デメリット
バックカットのメリット&デメリットはこんな感じ。
バックカットのメリット
・亀頭周囲に一切傷をつけないので、性感帯が残る
・傷跡が毛の中に隠れる
バックカットのデメリット
・包皮の切り取り量の測定が難しい
・カントン包茎・真性包茎の人はできない
バックカットまとめ
- 性感帯を残すには最高
- 軽度仮性包茎の人のみ
- 技術的に難しく取り扱っている医師はわずか
おすすめのほうけい手術方法
バックカットは勧めません。
やるなら亀頭直下埋没法もしくは、環状切開法のどちらかになるでしょう。
どちらかを選ぶなら私自身は亀頭直下埋没法を勧めます。
メイルクリニックの伊藤先生もこのように言っています。
乱暴な言い方になりますが、環状切開法しか施術できない執刀医が、亀頭直下法や根部切開法に難癖をつけて、環状切開法を希望しない患者さまに事前に手術や仕上がりの説明もしないまま施術をし(略)、
環状切開法を勧める医師は環状切開法しかできないことが多いです。
環状切開法しかできない医師なのか、環状切開法も亀頭直下埋没法もできるうえで環状切開法を勧めているのか、その点を見極めることが大切です。
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